Hydrangeas are a symbol of Japan’s rainy season.!

初夏といえば日本では梅雨ですね。梅雨は暑くてじとじとしてなんとなくテンションが上がらないい日ももしかしたらあるかもしれません。

今回、梅雨でも楽しむことができるめぐり王季節めぐりの一つである『紫陽花』の楽しみ方をご紹介したいと思います。

初夏の風物詩『紫陽花』は日本原産の花!

初夏の風物詩と言ったら紫陽花を思い浮かべる日本人が多いのではないでしょうか?実は紫陽花は日本だけでなくヨーロッパでも見ることができますが紫陽花の歴史はとても奥深いのです。古く万葉集にも登場するほど!それでは初夏を楽しみながら紫陽花を一緒に楽しみましょう♪

初夏を楽しむ

Hydrangea

📍さくら百華の道 神奈川県 座間市 

場所:小田急線 小田急相模原駅下車徒歩約10分 相模が丘仲良し小道

開園閉園時間:24時間

駐車場無し

入場料 無料

@meguriou The hydrangea, or "ajisai" in Japanese, is a strikingly beautiful flower native to Japan, and it is one of the country's most cherished symbols of the rainy season, which typically falls in June. Known for their large, round heads and vibrant hues, ranging from pastel blues to vivid pinks, purples, and whites, these flowers are a sight to behold. The hydrangea's aesthetic appeal goes beyond just its physical beauty. In Japanese culture, it also holds a deep symbolic meaning, being associated with apology and gratitude. This is because the kanji for hydrangea, "紫陽花," can be interpreted as "apology flower." The best time to appreciate the beauty of hydrangeas in Japan is during the rainy season in early to mid-June. There are various spots across the country where one can view these stunning blooms in their full glory. #hydrangeas #rainyseason #紫陽花 #beautifulnature #nature #flowers #bloom ♬ オリジナル楽曲 - KOH

紫陽花が寺院に多い理由

初夏に紫陽花の名所として良く紹介される場所の一つで寺院が挙げられます。実は紫陽花は日本原産の植物で、幕末ごろ西洋人が国に持ち帰り様々な形に品種改良されたのちに日本に逆輸入されたということがあります。そこで有名なのが医師のシーボルトもその一人です。日本でもあの有名な日本人女性最初の医師でもあるシーボルトお稲の父にあたる方です。さて、話がそれてしまいましたがなぜ紫陽花は寺院に大良いのか?ということなのですが、その理由の一つが日本原産であるため気候に合っているということもあります。そのため特別な手入れも必要ないため容易に管理でき、紫陽花の根は横に張るため土留めの役割も果たし急斜面に雨が降っても土壌が流れ出さないようになっています。

次の理由として有力なのが、諸説ありますが鎌倉に数多くの紫陽花の名所がある理由の一つが紫陽花がもともとは死者を弔うための花だったということが関係している説があります。

医療が発展していない時代に疫病がはやり多くの人が命を落としたときに亡くなった人々への弔いの意味を込めてお寺の境内に紫陽花を上てのだといいます。

紫陽花が鎌倉で有名になったわけ

実は鎌倉で紫陽花がこれほど有名になったきっかけは、第二次世界大戦後、荒れ果てた人々の心を慰めるために住職が紫陽花を植え始めたことがきっかけと言われています。実は第二次世界大戦後の1965年ごろから鎌倉の寺院に紫陽花が増えていきました。

また、鎌倉は土地の特性上山を切り崩した天然の要塞となっているため、土砂災害が起こることを防ぐためにも良かったのではないでしょうか。

NPO法人さくら百華の道

紫陽花の見頃:6月から7月上旬

 Selective Breeding of Hydrangea(めぐり王豆知識!)

紫陽花は様々な色のバリエーションがありますが、pH度(酸性度)によって変化しています。紫陽花の色のベースとなっている成分はアントシアニンという色素で皆さんが良く知って居るブルーベリーなどに含まれている成分です。土壌に含まれるアルミニウム(Al)が紫陽花の根に吸収され、紫陽花の花の中に含まれている補色色素と結合して花の色が変化します。

一般的に「酸性」=「青」、「中性」=「紫」、「アルカリ性」=「赤」という形でアジサイの色が変わります。

日本の土壌は酸性の土壌が圧倒的に多く、青色の紫陽花が多いですよね。その理由は火山帯国のため酸性の土壌が多いのだそう!だから青みがかかった紫陽花が多いのはそのためなのですね!しかし、アルミニウムが吸収されないと、ピンク色の紫陽花になります。
たまに見かける赤紫~赤のアジサイは実は老化して根からアルミニウムを吸収できなくなってしまった紫陽花なのです♪

ちなみに「白」のアジサイはもともとアントシアニンを持っていないため、土の影響では色が変化しないアジサイなのだそう!

実は紫陽花の色ごとに花言葉も違っていて、紫や青の紫陽花の花言葉は「冷淡」「無情」「浮気」「知的」「神秘的」「辛抱強い愛」なのだそう。ピンクの紫陽花の花言葉は、「元気な女性」「強い愛情」、そして白い紫陽花の花言葉は「寛容」「一途な愛情」です。お祝い事やプレゼントに紫陽花の花を贈るときに花言葉や由来を織り交ぜて選んでみても面白いかもしれません。

紫陽花の色はpH度で色が変わる!?

紫陽花といえば、様々な色やバリエーションが豊富ですね。梅雨の憂鬱な時期を紫陽花を見て視覚から季節を楽しみながら、なぜ元々は日本原産の植物である紫陽花がこんなにたくさんのバリエーションがあるのか知っていますか?