メタバースについて教えて?~知っ得コーナー~
メタバース (metaverse) という語源は「高次元、超越(メタ)」と「宇宙、世界(ユニバース)」を組み合わせた造語でコンピューターの中に構築された3次元の仮想空間やそのサービスを指しています。
2021年、世界的ソーシャルネットワーク企業のFacebookがメタバース実現に向けて本格的に動き出し、Facebookは社名を「Meta(メタ)」に変更すると発表し、世界でメタバースという言葉が一気に広がった。
メタバースを再現している代表作としては任天堂の大人気ゲーム「あつまれどうぶつの森」大人気のゲーム「フォートナイト」細田守監督の映画「サマーウォーズ」や、アメリカのSFアクション映画「マトリックス」にもメタバースの世界観が描かれています。
仕事での活用としては
【オンライン会議】
2020年パンデミックの影響で、リモートワークを余儀なくされました。ZOOMを使ったオンライン会議が当たり前のように使われるようになりました。これにより交通費の削減、接待交際費の削減など企業にとっていいこともありましたが、長時間座りっぱなしやコミュニケーションのストレスがかかるといった課題がありましたが、ZOOMの上位互換になりそうなメタバースはそういった課題を解決してくれるのではないかと注目を浴びています。
ゲームの世界とメタバースは相性がよく、メタバースをもっともうまく活用している業界はゲーム業界です。アバターを使えばゲーム内の世界を歩き回ることが可能で、現実世界ではなかなか出来ないようなことが一瞬で出来たりします。ゲームにはNFTやブロックチェーンが用いられが取り入れゲーム内で手に入れるアイテムを販売したり、自分でアイテムをつくって売ったりすることも可能ですゲームでお金を稼ぐという人によっては夢のようなことで生活している人が出てきていて、新たなビジネスチャンスに期待が高まります。
メタバース内でライブも実施されています。アイドルのライブだったり、漫画の主人公のライブだったり、Vtuberのライブだったりと様々です。SNSなどでもオンラインライブがありますが、メタバースを利用することでよりリアルな体験が可能となります。メタバース内でのライブは自分の動作がアバターに反映され、自分自身がVtuberという存在になることが可能です。ほかに参加している人と同じ場所にいる感覚や、リアルな臨場感を楽しむことができます。メタバース内でのライブ運営側としては会場を抑えることも、会場誘導などの人件費もかかることがないので、人気がどんどん出てほしいところですね。
【マーケティング】
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
今回のワンポイント
メタバースという用語を多くの人が聞いていると思いますが、メタバースを仕事に活用しているという方はあまりいないのではないでしょうか?
2023年現在、ほとんどの企業がメタバース事業は撤退していると聞きます。
ですが仮想空間という言葉の中にワクワクするものがありますね。私たちの日常を刺激的かつ便利にしてくれる可能性がありますので。
今後もしっかりと調べていきたいですね。